たいやき好きOLのメモ

ジャニーズや日々の生活のことなど

妖艶すぎた早乙女太一(髑髏城の七人 season鳥を観てきました)

ちょっと興奮しすぎていたので、鑑賞から2日間落ち着く期間を設けていました。その間私のツイッターの検索窓は早乙女太一」「早乙女太一 森山未來」「早乙女太一 エロい」「早乙女太一 妖艶」「早乙女太一 森山未來 口移し」ひたすらに検索しまくり、140字以内であの舞台のヤバさを完璧に表現している投稿にいいね!を押しまくる2日間を過ごしました。

 

加えて、早乙女太一さんに本当に堕ちそうになって、私のグーグルの検索窓は早乙女太一 所属」「早乙女太一 西山茉希」「早乙女太一 子持ち」「早乙女太一 ファンクラブ」などのゲスさも含んだ単語で埋め尽くされていきました。DVスキャンダルみたいなのあったじゃないですか、西山茉希さんとの。あれ読んで、本当に申し訳ないし不謹慎なんだけど、めちゃくちゃに萌えてしまった・・・「絶対別れねえ!!!」って叫んで彼女をガードレールに突き飛ばすとか・・・ヤンデレ・・・・?

 

劇団☆新感線の公演を観るのは今回が初めてでした。もちろん有名な劇団ですし、古田新太さんが所属している劇団としても認識していました。だけどどんな舞台をやっているのか、どういう歴史を持っているのかは全く知らず。同僚がチケットが取れたから行かないか?と誘ってくれて、私は初めて”名前を知っている役者”が出ている舞台を鑑賞できたのでした。

 

この劇団☆新感線「髑髏城の七人」は、この劇団の目玉的な演目らしい(ざっくり知識 from 

髑髏城の七人 - Wikipedia)。今回は、豊洲にできたIHIステージアラウンド東京という、客席が360度ぐるっとスクリーンやステージに囲まれた、おっかなびっくりな劇場のこけら落とし公演として、来年まで「花」「鳥」「風」「月」とシーズンを4つに分けて上演されるそう。私はその中のシーズン鳥を観劇しました。キャストもシーズンごとに変わるょ!

 

 

私は事前知識何もいれずに行ったんですよね。劇団☆新感線の舞台だということ、森山未來さん、阿部サダヲさんが出るということくらいしか知りませんでした。そして出てきた早乙女太一に目と心を奪われてしまったのです・・・苦しい・・・

 

とりあえずみんなに観てほしい!

 

舞台はもちろん最高なんです。笑えるし、かっこいいし、綺麗だし、迫力抜群、しかも客席が動くんですよ!!!スクリーン用の映像もすごくよく作られていて、没入感がありました。こんなふうにセットを行ったり来たりできたり、映像をうまいこと組み合わせたり、SEもとっても細かくあててあるし、照明技術も素晴らしくて、もう完成度が異常なんです。「エンターテイメントだ~~~~~!!!」って何度心の中で叫んだことか。役者さんもひとり残らず素晴らしいのです。ただ、物心ついたときから美少年には目がない私は、やはりイケメンばかり目で追ってしまいました・・・すみません・・・

 

 

銀髪?金髪?とにかく色素の薄い、長いさらっとした髪の毛をゆるくひとつ結びにして、真っ白な生地に赤い花を散らした儚げのある細身の着物を身にまとい、同じ生地の羽織をはおった早乙女太一様の妖艶さよ!!!!!エロいです!!!!!!台詞回しも色っぺえ!!!!!

そして彼の何がすごいかって、殺陣です。早乙女太一さんの殺陣を見たことある方はお分かりかと思いますが、あのめちゃくちゃに素早い刀捌き。素早い上に動きがとにかくスマートで、なのにしなやかさも兼ね備えていて、ただの「芸術品」でしたわ、ほんま。国宝っすよ。あの動きは並大抵の経験や努力では手に入れられない。本人の勘の良さや才能が秀でてないとあれは出来ない。目が釘付けになりました。

 

と同時に、この人やっぱやべぇわ・・・って思ったのが森山未來「怒り」を観て、森山未來さんは最優秀助演男優賞は頂いたも同然っしょ・・・って私は思ったくらい衝撃だったのですが(結局妻夫木っちにとられてしもた)、森山未來さん、舞台で見ると500倍くらいやばかった。舞台の人ですわ。声の張り方や抑揚、台詞回し、殺陣ももちろん、すべての身のこなしの一つ一つが、観客の目線や意識を釘付けにしているのがその場の空気でわかりました。演技の部分でも「上手さ」が一人だけ秀でているなと感じました。天魔王が憑依してたもん。ドスの利いた声本当に上手だった。あとイケメンだった。どんなメイクをしていてもイケメンだった。

 

この舞台のヤバいところはね、これツイッターでどなたかがつぶやいていた素晴らしい解釈を少々引用させて頂きますと、「仕えていた殿に愛された男・蘭丸(早乙女太一)に、殿に愛されたかった男・天魔王(森山未來)が憎しみを込めて殿の血を口移しで飲ませ、それにより蘭丸が血まみれになりながら闇堕ち、天魔王の右腕となり、二人揃いの色の着物を身にまとい、優雅に刀を振るいながら次々と人を絶命させてく」ところが本気でヤバかったです。変な性癖に目覚めそうだった。もうめっちゃエッチだったもん。口移しのとことか。私そんなシーンあるって知らんかったもん。先に言ってよね。

 

その二人の殺陣がもうこれねえーーーーー言葉にできないよーーーーーーー!観て!観に行って!

 

沙霧役の清水葉月さん、知らない方だったけど、細くてコンパクトなスタイルでめちゃめちゃ白くてすごくかわいくて最高でした。台詞回しも超好みだった。かわいかった。白かった。白くて細かった。かわいかった!あと阿部サダヲさん(ここでは全然言及してないですが、まじでめっちゃ大好きな俳優さんです)と贋鉄斎役の池田成志さんがアドリブ満載で、文字通り手叩いて笑いました。一番の爆笑ポイントだった。阿部サダヲさんのあの動きというか、身のこなし方と独特のちょけた台詞回しが本当にどの役柄演じてもツボでツボで。小学校6年生のときに「池袋ウエストゲートパーク」で”阿部サダヲ”という人物を知ってから、ずっと好きだったから、初めて生でお芝居見られて、本当に感激でした。もっと好きになってしもた。

 

そんなこんなで、妖艶な早乙女太一森山未來を3時間に渡って見せられ、私は何か新たな扉を開いてしまったかもしれません。とにかくいち芸術として、13000円払っても全然全然無駄じゃない!!!むしろもっと払わせてくれ!とATMの血が騒いでしまったほどよ。

 

ああ・・・いいものみたわ・・・(完)