たいやき好きOLのメモ

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イギリスに行ってきたよ:①Dr. Martensファクトリーショップ

先日、イギリスに1週間ほど行ってきました。出張です。向こうで仕事や打合せもいくつかしましたがフリーな時間も結構あったので、渡英前から色々と情報を集めて行きたいところをピックしておきました。

 

その中の一つが、ドクターマーチンのファクトリーショップ。学生の頃からマーチンのブーツ一足くらいは欲しいなあと思いつつ、何か微妙な高い値段に踏ん切りが付かずにいましたが、どうやら日本の売値の1/3の値段で買えると聞き、これは行かねば~~~!!!と思い、行ってきました。

 

ドクターマーチンのファクトリーショップは、ロンドンから電車で40分程+徒歩15分+バス10分程度くらいのところにあるWollaston(ウーラストン)という街にあります。

 

ロンドンのSt. Pancras駅で「Wellingborough」行きのNational Railチケットを購入。券売機もあるらしいですが、わからなかったので窓口で。「ウェリンバラ」の発音でイケます。片道ではなくReturn込みで購入。窓口で今日中にReturnするか聞いてくれて、Yesと答えると出してくれます。時間やルートは決まっておらず、Any Permitted.です。往復で45ポンド。電光掲示板を注意深く見ると、「Nottingham」行き・「Kettering」行き・「Leicester」行きなどの電車がWellingboroughに止まるようです。車内は自由席なので大きな窓の横に座ると、のどかなイギリスの田舎町が拝めます。羊や牛が湖や川のほとりで草を食べたり水を飲んでいたり、大きな畑を耕すトラクターに群がる白い鳥たちとか、絵本のようでした。

 

40分程度でWellingboroughに到着します。ロンドンからは想像つかないくらい人がいない…。ここでバス停がわからずウロウロし、その辺の人に聞いたところ、”駅から出て左手の道付近にバス停があるはずだ”と教えてもらいました。それを素直に聞き、駅から出てすぐ横の工事中の道に入ると、当たり前ですが工事現場のお兄さんに止められました。私「この先にバス停があるはずなんだけど」工事兄「そんなものないよ。危ないから出て」私「Wollastonに行きたいの。バス停はどこ?」工事兄「バス停なんてこの近くにはないよ」私「うそやん??」とのやりとりの末、諦めてググりました(最初からそうしろ)。ファクトリーショップに関しての情報は非常に少ないですが、幸い行き方詳細を載せてくれている人がいました。最高。神中の神。行き方は以下。

f:id:taiyakitabetai:20161018180630j:plainこのMidland Rdをひたすらにまっすぐ歩くだけでした。15分くらい。びっくりするくらい何もない街。ベッドタウン?家は多い。廃れたショップもいくつかあります。しばらくあるくとSWAN GATEというショッピングセンターというかなんというか…大きな建物が出てきました。それの向かいにPost Officeがあり、その前にバス停はあります。Wollaston行きのバスはCentrebusW8というライン。「Wellingborough Wollaston bus W8」でググると、時刻表のPDFが出てきます。ウラストン行きのバスは1時間に1本!見事に目の前で1本逃しました!ヒュ~。

SWAN GATEの付近をちんたら歩いていると、奥から重厚且つ神聖な雰囲気を醸し出す場所が…細い道を入って見るとチャーチでした。そしてそのチャーチの前で本当に小さなマーケットがやっていたんだけど、服がオール3ポンド!!!シャレオツ感爆発しているセーターたちがたくさん!MADE IN ENGLANDのセーターを買いました。きつねがついててかわいい。メイドインイングランドが3ポンド…!ちらほらお客さんもいたけれど、着れればいーわーと適当に選んでいる人ばかり。売ってる張本人も、ぐだぐだのTシャツに布切れみたいな半ズボンで超適当。「本当に3ポンドなの?」と確認してしまいました。旅の最初だったので1着だけ買ったのですが、目に付くもの全部ここで買っておけば良かったと、この後とても後悔したのです…。

 

バスが来た。運転手さんからチケットを購入します。2.60ポンド。Wollastonまではフリーウェイ込みで10分ちょい。バスの中には電光掲示板もアナウンスもなく…注意深く乗ってましたが、パッとみると通り過ぎてく「Dr. Martens」と書いてある壁…めっちゃ焦って「この辺りでおろしてくれませんか!」と運転手さんに伝えると、すぐにおろしてくれました。

f:id:taiyakitabetai:20161018183050j:plain本当にバス停見えなかったんですよ。バス停っつーか、緑色の屋根つきイスかよ??みたいな代物。

 

そしてこのバス停からファクトリーまでは更に何もないです。軽めの森と軽めの草原の間に家、誰も住んでいないのか?な家。10分程不安げにあるくと見えてきたドクターマーチンのロゴが描かれた建物!ファクトリーなことはわかるけどショップはわからず…受付で聞いてみると優しく教えてくれました。受付を出てまっすぐの右手!

 

つ、着いたー!

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偶然ですが、お店の人が外にいてとってもウェルカムしてくれました。ここの人たちはとても親切です。サイズ選びなども一緒にしてくれます。所狭しと並ぶドクターマーチンのブーツ!シューズ!!バッグ!!!地元の人が5~6人、試着したりなどしていました。私はサイズがUK4なのですが、UK7だと種類が豊富にありました。悔しい。UK4~5の人気サイズでも30種類くらいはあったかな。テーブルの上にも下にも横にもぎゅうぎゅうに並んでました。大体25ポンド~75ポンド。円高の影響もあり破格の安さ。私は3ホールのシューズが欲しかったので、これを購入。すでに癖でかかとを踏みまくってしまい…。これは65ポンドでした。8000円くらい。

f:id:taiyakitabetai:20161018184400j:plain荷物を増やしたくないので1足で我慢…!

 

お店の人にバス停を聞きました。「お店を出て右に進んで、ずっと進むと突き当たるからそれを左に曲がるのよ!」と何度も丁寧に教えてくれました。そしてこちらがショボ停。

f:id:taiyakitabetai:20161018184939j:plainしょぼぼぼ。

f:id:taiyakitabetai:20161018185056j:plain本当に静かでのどかな街でした。またバスに乗ってWellingboroughへ。今度はバス停が違います。行きとルートが違ったので、Google mapで自分の位置を追いながらバスに乗りました。SWAN GATE近くのバス停まで行ったらブザーを鳴らして降ります。帰ってきたーー。やりきった感たっぷりでWellngboroughの駅まで戻りました。

 

Wellinboroughもザ・地方!という感じでみーんなスウェットかジャージ。ロンドンの人たちを見たときはあまりのお洒落さに自分が恥ずかしくなったけど、この街はとっても親近感が…。

同じノーザンプトンシャーにあるノーザンプトンは言わずと知れた靴の街。ジョンロブとかトリッカーズなどなどたくさんのファクトリーショップがあるようです。そっちをめぐるのも楽しそう。

 

なかなかの小冒険でした。イギリスの人は皆さんとっても親切。聞けば丁寧に教えてくれます。聞かずとも、ウロウロしている私たちに気づいたら声をかけてくれる人もいました。最高の国やないか……機会がある方はぜひ行ってみてください。